今日の宿。ロフト付きで３人では広すぎるな〜。さっそくここに荷物を置いて、昼食と飲み物を持って大船山頂を目指します。
さあこれからが本番です。
登山道へ。
なかなかいい感じに色づいています。
紅葉の絨毯？
五合目くらいにきたところで突然携帯が鳴りました。山口さんからでした。
「安河内さんは来ましたか？」最後方から来ていたはずの安河内さんが来ていないというのです。道に迷ったか？二人でしばらく探しました。しかし見つかりません。途中道を踏み外して怪我などしていなければいいのですが・・・
「おーい」
と上の方から聞き覚えのある声が・・・安河内さんです。
よかった〜と思いました。しかしなぜか歩き方が変です。
怪我したか？いや両手に何か持っています。
まさかの靴底抜けです。一同爆笑。している場合ではないのですが・・・
とりあえずこの靴では山頂まではとても無理なので、協議の結果リタイアしていただくことになりました。山口さんは付き添いで、二人で山小屋に引き返してもらいます。しかたないのでここからひとり山頂を目指します。
雲？の中、黙々と一人で登りました。
山頂も雲の中です。
大船山1,786m。完全に雲の中でした。
本来であれば山頂直下に御池が見えるのですが、全く見えません。
仕方ないので、とりあえず池まで下りてみました。
雲がかかってだめですね〜
でもせっかくここまで来たんだし、あきらめることもできず。待つこと２０分。
ちょっと晴れてきた。
いいぞ！
待った甲斐がありました。ほんの一瞬でしたが、これが御池の紅葉です。
ピークは過ぎているようですが、とても美しい。
まわりでも、オバサマたちの歓声が上がりました。
よかったよかった。
さ〜てと帰るか。
下る途中でも時々雲が晴れました。
リタイヤ組の二人が待つ山小屋へ・・・下り一時間半。
でも私が着いたときには、既に二人は出来上がっていました。
かんぱーい！
またまたバーベキュ。
サイコーです。
途中で温泉へ。
そしてまた飲みます。
二回温泉に入り、もう一回行くぞ〜と言いながら・・・みな眠りに就きました。
翌朝・・・あいにくの雨です。
どっちみち安河内さんの靴底がないので、もう下山します。
山荘で貸していただいたテープで補修。
ぐるぐるぐるぐる。
黒光りしていい感じ？でもしばらく歩くと、
やっぱりだめ？
巻き直し。
なんとかすがもり越えまできました。
多くの人が休憩中。
ここまでくればあとは下るのみです。
こんどは二人で・・・
途中多くの人とすれ違いました。
頂点を極めることができませんでした。背中が寂しげですね。
山登りとしては不完全燃焼で終わりましたが、とても楽しい秋の九重ツアーでした。
また来年も来たいものです。
